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謎の体調不良から今度こそ絶対脱却!謎を解明するまでの本気の自分リセット!

薄暗い水面に映る夜明けの光とパームツリー

本気の自分リセットをする!と決めたのは、原因不明の謎の体調不良が年々悪化していき、「こんな体調で生き続けるのは無理かも」と感じてならなくなったことが決定打でした。体調不良という体のサインは、心が悲鳴をあげて訴えている、と気付かされていきました。

セルフロックダウン生活に入り自分リセットに取り組む中で、謎の体調不良を解明し、改善へ導く身体的断捨離の過程は、精神的断捨離同様になかなか大変なものでした。

「いつからこんなに酷い謎の体調不良に悩まされるようになってしまったのか?」

  • 明らかに辛い症状
  • 忍耐するしかなかった日々
  • 駆け込んだ医療機関の数々
  • 社会生活への不安
  • 精神的ダメージ

などなど、人生を振り返りながら身体的断捨離を実践していくうちに、人間の原点を理解する

『心と体の仕組み』や『スピリチュアル的能力の影響』などの認識の道を辿っていました。

謎の体調不良の症状とは

朝、目が覚めた瞬間、すでに頭痛と吐き気で動けない・・・

起き上がろうとすると、頭がガンガン割れそうに痛くて、同時に胃が硬直してなんとも言い表せない、毒素が胃から頭まで回るような気持ち悪さで、また倒れ込んでしまう・・・

寝ている間に体調が崩れることが、本当に理解できませんでした。

頭痛と嘔吐が始まると、その日はベッドとトイレを行き来することだけで精一杯になってしまうのです。

嘔吐が落ち付いてくると、少しでも頭痛を感じない姿勢を見つけ、死んだように横になって回復を待つことしかできず、そうして、謎の体調不良と向き合うだけで1日が終わってしまうのでした。

「首のヘルニアが悪さしてるのだろうか?」

「子宮筋腫やホルモン異常が関係してるのだろうか?」

「便秘のせいだろうか?」

と、自分なりに原因を探り、あらゆる医療機関へ駆け込み続けました。

鍼灸治療、整体やマッサージ、婦人科検査、胃カメラや大腸検査、便秘外来、脳波の検査、と施術を受けまくったし、調べまくりました。

とにかく、原因を探るために、可能な限りあらゆるお医者さんに診てもらったし、民間療法も試して来ました。しかし、何処へ行っても、

「特に異常はありません。」「問題ありません。」

と言われるだけでした。

「はい?異常がない?問題ない?そんな訳ないじゃん?」

実際に頭痛で起き上がることもできなくなるし、本気で吐きまくって、顔面蒼白になって寒気が止まらなくなってるんですけど?

しかし、どんな医療機関に行っても原因を掴めませんでした。

最終的に、「死ねってこと?」と思うようになっていきました。

忍耐するしかなかった日々

とにかく起床時から格闘が始まるのです。

目覚めた瞬間に頭痛と吐き気の症状があることに気付くと、「起き上がれるか?」「お風呂で温まったら回復できる程度なのか?」と何度も何度も自分の体の様子を伺いながら、おっかなびっくり体にムチを打って仕事へ行く準備をしました。

上手く動けると感じた時は、「早めに頭痛薬を飲んで1日を乗り切ろう!」と心に決めるのですが、お風呂から上がった後、やっぱり体を起こしていることが出来ずに、吐き気を抑えるように前かがみに倒れ込んでしまうことが多く、

すると、「自分の精神の弱さなのか?」と、体調不良が起こるのは自分が悪いのだと責めるようになっていきました。

「少し様子を見たら回復するかもしれない。出勤時間までまだ時間があるから少し休もう。」と気持ちを取り直して、前かがみのまま頭痛と吐き気が去ることを祈りながら、15分程度休息してみたりもしました。

それで回復すればラッキーなのですが、全く回復しない時は、「遅れて出勤するしかない。」と覚悟を決めるのですが、それでも回復しない時は、結局、1日中この苦痛と格闘することになるのです。

このように体調の様子を伺いながら、仕事へ行けるかどうかを考えるだけ、精神的ストレスも増すばかりの悪循環になっていきました。

社会生活への不安

職場へ「体調不良の為、お休みさせてください。」と連絡するのは、本当に苦しかったです。

頭痛と同時にめまいが酷くて、スマホを見るだけで吐き気が催して来るので、仕事の事も気が気じゃないけれど、メールチェックすらできない状態でした。

  • みんなに迷惑をかけてしまっている。という罪悪感
  • 「またかよ?」と思われてるかもしれない。という恐怖感

が常にありました。

「こんなにしょっちゅう体調不良が続いたら、いつか解雇されるんじゃないか。」

という気持ちに苛まれながら、症状が治まることを祈りながら横になることしかできず、原因も分からず改善もできないまま社会生活を続けていけるのか?続けていいものか?と不安は募っていきました。

記憶を辿ると・・・

この謎の体調不良は、よーく考えると、アメリカ生活から完全に帰国した30歳の時から起こり始めました。

仕事が休みの日になると、頭痛が襲って来ました。

休日にやろうとしていたことは結局何もできず、頭の付け根を針がツーンと突き刺してくるような痛みは、徐々にこめかみまで広がり、そのズキズキする痛みは、目の奥まで響いて広がっていきました。

そんな痛みに対して、1日中寝て過ごすことしかできませんでした。

その内に、頭痛になると徐々に吐き気を催すようになり、「頭痛&嘔吐」というセット症状に発展していきました。

この頭痛は年々悪化していき、45歳になった時には、仕事中に症状が始まる事もあったり、帰宅した途端症状が出始めるようにもなっていきました。

更には、一度症状が出ると、1日寝ただけでは治まらず、2日、3日、1週間と寝たきりになる頻度が増し、しかも症状が治まる気配が感じられなくなっていきました。

ようやく異常事態だと受け止めた

「ダメだ。このままじゃ。」

「こんなカラダでこの先どうやって生きていける?」

「どうせなら死んだほうが楽かも。」

「本当になんなの?」

と、謎の体調不良が悪化し頻度が増していくことで、まともに生活をしていく自信を持てなくなっていきました。仕事を続けていけるか常に不安だし、休ませてもらうことへの罪悪感も溜まる一方で、生活する以前に、生きることに不安しか感じなくなっていました。

「生きるってこんなに苦しいことなの?」

「それって、私だけがそう思っちゃうの?」

「みんなは頭痛で吐いて起き上がれなくなったりしないのか?」

「みんな長生きしたいと思ってることを言うけど、よくそんな風に思えるよね?」

こんな考え方をしてしまうのは、体が辛いから。これって、体からの警告だ!と、ようやく気付くのでした。

幸い実家暮らしなので、仕事を辞めて、体調回復に専念する時間を設けたい旨を、家族に相談しました。私の苦しむ状態を見て来た家族は、回復するまでただ見守ることしか出来ず、もどかしくも心配することしか出来なかったので、私の申し出を真に受け止めてくれました。

こうして、約3年に及ぶ体調不良の改善のための「身体的断捨離」が始まりました。

身体的断捨離へと繋がっていったこと

「原因不明で病名のない私の謎の体調不良は、大きな病院でどんなに検査をしたって解決にはならない。」ということは長年の病院通いで立証済みだったため、これまで「異常なし」と診断された医療機関への受診は却下しました。

仕事を辞めてしばらくは、心も体も毎日通勤していた感覚が染み付いていて、そして相変わらずの頭痛と嘔吐もあったので、なかなか気持ちの解放まで感じられませんでした。

しばらくすると、「まずは疲れを取り除きたい。リラックスしたい。」という当たり前の思いを我慢し続けて来たことに気が付き、感覚的に下りてきた「カラダの内側から回復を感じられることが必要」という声に従うことにしました。

コルギ

疲れを取り除きリラックスする上で、「コルギマッサージ」に惹かれました。

骨の髄から修正を目指してくれる「コルギ」は、ヨガを再開するにも体が硬直し過ぎて、昔のように正しいポーズに至らなく逆効果だと感じてしまう状態を、期待通りほぐしてくれるものでした。

骨にくっ付いてしまった老廃物を流してもらい、骨の位置を修正してもらうことで、徐々に疲れが流れていくのを感じましたし、

頭のてっぺんから足先まで、肩甲骨や腰、お尻の付け根など、これまで硬直させていた体の部位を意識できるようになって行き、肩こりもほぐれたのか、頭痛が起きても以前よりはマシになったように感じていきました。

そうなると、胃腸の重みや吐き気、という内臓的な問題はどうしたらいいか?と思うようになっていると、エステティシャンの方が、「オーソモレキュラー栄養療法」というものを教えてくれました。

オーソモレキュラー栄養療法

「オーソモレキュラー栄養療法」とは、血液検査をし、不足している栄養を補う食事療法で、心身の不調を改善を目指します。ただ、食事だけでは摂取しきれない部分をサプリメントで補う。というものです。

血液検査結果は、以下の通り。

  • ストレスにより体内を酸化させている。→タンパク質を多く摂ること。
  • タンパク質(アミノ酸)の代謝がひどく低下。→もっとタンパク質を摂る、ビタミンB群を摂る。
  • 乳酸の代謝が低下し、筋肉の凝りや全身の疲れが起きやすくなる。→ナイアシンをもっと摂ること。
  • 亜鉛の重度の欠乏。亜鉛不足は皮膚の代謝が妨げられる。→亜鉛が必要。
  • 総合的栄養欠乏により、筋肉量が減少している。→タンパク質をもっと多く摂る。
  • 糖質の摂り過ぎにより、糖質代謝異常が起こる。→ビタミンB群、ミネラルの不足。
  • 血糖値の急激な変動、甲状腺機能が低下、ビタミンD濃度が低下。→鉄・亜鉛・マグネシウムが必要。

早速、タンパク質多めで、グルテンフリーにする、カゼイン(乳製品)を控える、糖質は夕食時になるたけ摂らないようにする。という食生活にしていき、食事で摂取しきれない栄養はサプリメントで補う、という栄養療法を実践してみました。

自分の体内の状態を意識した食事をすることは、安心感を得易くなるものだな、と思いました。自分の体内で不足してしまった栄養をサプリで補う事も、体が修正されていくような希望を感じられました。

しかし、すぐに結果が出る訳ではないので、頭痛&嘔吐のセット体調不良は、毎月起こりました。そして好転反応だったのか、突然酷いじんましんが出たり、サプリの消化が追いつかず胃が硬直したり、タンパク質を食べる事が疲れて来たり・・・

15年以上も謎の体調不良が続いた体内を改善することは、なかなか大変な事だと実感させられました。

「ストレスにより体内を酸化させている。」というオーソモレキュラーの診断結果を受け、私の中でずっと抱えていた、長年何をどうやっても抜け出せない心の葛藤が、体調不良を引き起こしていたのか・・・と、なんともやるせない、自分に対しても申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。謎の体調不良は、実は、心が苦しいと叫んでいたのだ、と目覚めるきっかけにもなりました。

運動を再開する

コルギや食事療法をしていく内に、徐々に、「運動したい」という気持ちが出てきて、ジムに通い始めていました。

ウォーキングと軽い筋トレをしたくなったのです。体を動かせるようになったことが本当に嬉しかったです。ですが、頭痛&嘔吐のセット体調不良は、毎月必ず襲って来ました。

ここまで体が回復するまでに、2年が経過していました。が、やっぱりまだ本当の原因はわかりませんでした。

その内に、パンデミックによる緊急事態宣言で外出制限される世の中へと変わっていき、ジムも休館になったので退会し、近所を散歩するようになりました。

蒸し暑い夏のある日、散歩中に雨が降り出して小走りになったことをきっかけに、ジョギングに切り替わっていきました。

10年振りに走ったのではないだろうか?走っている事も驚きでしたが、さらに驚いたことは、ジョギングをするようになってから、あの苦しい頭痛&嘔吐の症状が出にくくなったのです!!!

  • 結局運動不足なだけだったのか?
  • それとも、走ることがストレス発散となり、体内の酸化が軽減されたのか?
  • それか、走ることで瞑想状態になって、長年の心の葛藤を多少リリースできたのかも?

と、色々と考えましたが、確かに運動はいいことだと再認識しました。

しかし、辛い症状が軽減された、にとどまりました。

漢方カウンセリング

身体的断捨離に取り掛かってから、あっという間に2年が過ぎていきました。

謎の体調不良の原因と改善を求めてがんばりましたが、それでもまだ、電車の中でも吐きそうになったり、更年期の一種なのか、今まで経験のしたことのない不眠に悩まされることが発生したり、頭痛と嘔吐で寝込む日々が完全にすっかりなくなる、という所までは辿り着けませんでした。

しかし、3年目に入って、私が求めていた答えと結果に導いてくれる漢方カウンセリングに出会うことができました!

漢方は、陰陽五行の視点と氣血水の状態を見極めて、

「死に至る病気ではないが、辛い思いをしている。」という分野を得意とします。

私が謎に苦しんでいた「頭痛と嘔吐」のセット症状は、漢方の力でかなり軽減されていきました。

そして立て続けに、ピラティスを始め、更には、チネイザン(気内臓療法)にも出会い、肩こり腰痛、便秘、そしてストレス思考までもが改善され始めていきました!

※ 漢方カウンセリングの話はこちら

※ チネイザン(氣内臓療法)の話はこちら

知りたくなかった悪徳療法の存在

謎の体調不良を何としてでも改善したくて藁をも掴む思いだったため、いろいろ調べている中で、間違った者にも出くわしました。患者の治したいという思いを利用して最低な価値観を正当化してる者が、この世の中には存在することを知ってしまいました。

  1. 「最近セッ○スしてますか?」というセクハラを平然とやらかして来た奴。
  2. 「とにかくセミナーに参加しなさい。」と治療よりも勧誘がメインになってる奴。

改めて文字にしてみたら、医者と名乗るべきではない者も存在しているので注意!という闇経験もしました。

このような悪徳療法を平然と行なっている存在を知りたくはありませんでしたが、ホンモノとニセモノがいる、という世間を見極める判断力はついたと思います。

まとめ

3年目の正直!とでも言いましょうか。辛かった頭痛と嘔吐にビクビクしながら起床する日々から、徐々に抜け出していくことができました!

漢方の力で、私が謎に苦しんでいた「頭痛と嘔吐」のセット症状はかなり軽減されましたが、本気の自分リセットを決意し、セルフロックダウン生活を実践する勇気がなかったら、謎のままで今もまだ苦しんでいたと思います。

漢方学では、人間の不思議を「小宇宙」と捉え、また「心と体は繋がっている」という心身一如の考えを元に中庸を目指す方法を教えてくれます。中庸を知ることで、”生きやすさ”を手に入れることができるのです。

謎の体調不良は、明らかに体からの警告であり、体調不良の頻度が増して症状が悪化していくのは、明らかに心の叫びであることを身を以て理解しました。

それからの私は、「心身一如」を探求することになり、心と体を繋ぐチャクラのこと、謎の体調不良の原因とエンパス体質やライトボディといったアセンションとの関係、そして、先祖のカルマの影響、などのスピリチュアルな領域への理解へと導かれていくのでした。

※ 心身一如の考えを元に中庸を目指す漢方学の話はこちら

※ 心と体を繋ぐチャクラの話はこちら

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