チネイザンを通じて、感情が溢れ出てきた!
スピリチュアルな観点の話になりますが、2020年の12月末から、風の時代が始まる。と言われていました。
風の時代とは、「情報・コミュニケーション・自由・拡散・横のつながり」などを主流とした時代で、人生観や価値観が「手で触りにくいもの(精神)」に趣きを置く時代になっていきます。
これまで重んじられていた「物質主義・権威主義・学歴主義・上下関係」などの価値観は、”土の時代” のものでした。
そして今は、時代の移行期が始まったばかりなので、”土の時代”の価値観の衰退と、”風の時代”の新しい価値観の受け入れに混乱が生じる、とても大変な時期になります。
その混乱は、新型ウイルスの登場により、世界中の人々が人生の方向転換を余儀なくさせられ始めました。
人によっては、時代の変化の混乱の影響のためか、思ってもなかった感情が溢れ出てきたのではないでしょうか。私がその一人です。
魂が待ちわびていた風の時代!
どうやら、私はこの時代の変化を心の奥底で長い間待ち侘びていたようです。
なぜなら、”肩書き”が重んじられる”土の時代”を象徴する社会に対して、ずっと違和感を感じていたからです。
窮屈に感じていたその違和感を口に出すことは危険なことのようにも感じ、常に違和感を感じている本音は、心の内に閉まって生きるようになっていました。しかしここ最近は、窮屈さに耐えていることに心身の限界が来ていました。
「すべて手放したい。社会的肩書きとかもいらない。表面的な鎧を取り払って、何もない本来の自分自身になりたい!」
という心の叫びを無視できなくなった私は、2018年から「本気の自分リセット」と称した本当の自分探しを始めていました。
今になって振り返ると、私の魂はそんな兆しをエネルギー的に感じていたから「自分リセット」期間に突入していった、という宇宙の流れによる必然だったのかもしれません。
これまでの窮屈な価値観の時代がようやく終わる・・・
2021年が始まると、私の家族を取り巻くそれまで停滞していた事象にも動きが出始めました。そして自分自身に関しても、7月になるまでの半年間で、風の時代の流れに乗るための最終準備(体と心)が整えられていくような変化が、劇的に起こりました。
1日1日がすごく長く感じたけれど、あっという間の半年間でした。
「すべて手放したい!」という私の心の叫びを叶えたチネイザン
漢方カウンセリングとの出会いとピラティスを始めたことで、長年の体調不良が改善され始め、更にチネイザンというものに巡り合いました。
便秘改善の目的で受けたチネイザンでしたが、
「氣内臓療法」のチネイザンは、「体調不良の原点は、不調をもたらす感情から生まれる」という陰陽五行説からも解釈していく、腹部をマッサージする中国の気功療法です。
チネイザンに巡り合ったことで、長年心の中に閉じて耐えていた感情の大爆発!が起こりました‼️
この感情の大爆発によって、年月をかけて熟成されまくった苦しい感情が一気に表に出てきました。
一気に出てきた感情というのは、私が窮屈に感じていた違和感たちでした。
感情の大爆発の後は、私を苦しめていた感情が明らかになったということで、その不要な感情を自分の中から手放す作業が待っていました。そしてこれが、想像を絶する程の凄まじい痛みを伴うものだったのです・・・
チネイザン体験(2021年5,6,7月)
チネイザン・セラピストのちかさんは、とても目が澄んだ笑顔で、なんでも包み込んでくれるような優しいオーラが溢れている、女神のような雰囲気の方でした。
施術にあたり、お腹マッサージに入る前に、脳と頭、身体に休息をもたらす「アクセスバース」という、頭に優しく触れるシンプルなボディワークを取り入れて、ストレスを緩和させる療法も行うと説明を受けました。
途中、腸から潜在意識に穴を開ける時、すごく痛みを感じるかもしれないので、痛かったら教えてください。
ということで、「潜在意識に穴を開けるなんてことができるんだ?」と、興味津々でワクワクしました。
チネイザン初回(5月):
初めてのチネイザン体験は、終始リラックスできて疲れが取れたような感覚になりました。
自分でも認識していたお腹の硬い部分をマッサージして貰っている時は、「これね、邪魔なんだよな」と感じながら、体が徐々に緩んでいくと共に眠ってしまったような気がします。
初回の施術後のカウンセリング
ちか先生の開口一番が、「今まで相当辛くて大変だったでしょう?」でした。
- お腹が固過ぎるのだけど、丹田の部分だけ、お腹の力が無く伸びきったゴムのように力が入らない状態。
- 内臓に感情が溜まって解放されていない。
- すごく感受性が強くて、自分のパワーがなくなってしまっている。(施術中も、すごく感覚が鋭くて、スッと同調してくるのが分かった。)
- 潜在意識に穴を開ける時、その時は結構深く入ることができた。
とのことでした。
アドバイス:
便秘を改善するにあたり、ガチガチになってしまっている潜在意識を緩めることを意識していきましょう、とのこと。そのために、以下の実践を提案されました。
- ローフードの食生活を取り入れる。
- 瞑想の時間を意識的に作っていく。
- 何か運動をして、グラウディングを強化していく。
「絶対に生まれ変われるから!」と言ってくれました。
チネイザン2回目(6月):
2回目の予約までの1ヶ月間、頂いたアドバイスを真摯に受け止め、主に食生活の改善を身に付けて行きました。
その間、便秘の改善の兆しも出てきたのですが、それよりも想定外に溢れ出てくる感情を受け止められず、かなり大変でした。
2回目の施術後のカウンセリング
初回後に感情が溢れ出てきただけあって、お腹の硬さがかなり緩んでいて、1ヶ月でここまで変化して驚いたそうです。
ただ、更に感受性が増していて、スーッとエネルギーを同調してしまうので、丹田の力がまだ弱い。とのことでした。
アドバイス:
- ローフードを実践しているだけの変化が体にちゃんと出てきているので、引き続きがんばって!(ローフードの本格的説明書をいただきました。)
- ローフードをしていくと、あらゆるデトックスが促されるので、あそこまで内臓が感情によって硬くなってたから、もっと深い所の感情が出てくるかもしれない。
- 感受性が強く人のエネルギーまで受け取ってしまう、かなりのエンパス体質であるとのこと。だから丹田を強化し、自分を守らなければならない。
- そのためにはグラウディングが大切。だから運動をして地に足がしっかり着く習慣を身に付けていって。だんだん自分の感情と他人の感情の違いが分かってくると思うから。
チネイザン3回目(7月):
3回目の予約までの1ヶ月間は、食生活の改善と共に、ジョギングを再開することができました。
体は、便秘薬が不快に感じるようになり、自然なお通じを待てるようになってきました。
感情面は、更に感情が溢れ出て来て、鬱病の追体験が起こり、痛く苦しい壮絶な感情の大爆発が起こりました。しかも、インナーチャイルドが抱えていたトラウマとなっていた記憶にまでたどり着きました。
3回目の施術後のカウンセリング
- お腹がとっても柔軟になって、丹田に張りが出ていた。
- 感情の大爆発が起きたのは大変だったと思うけど、がんばって向き合っただけあって、内臓に滞りがなくなって、胸の突っかかりも無くなったみたい。
- なんとなく女性性が取り戻ってきたようにも感じる。
本当に耐え過ぎて、もうすべてが嫌になっちゃってたのね。とのこと。
アドバイス:
- エンパス体質であることを認識して、人と接する時は、エネルギーを受け取らないようにする。(おへそからエネルギーを受け取ってしまうので、おへそを手で守ってあげる。)
- 引き続き食生活と運動を続けていくと、もっと思考がクリアになって、グラウディングも強化され、自分のやりたいことがすんなりできるようになっていくはず。
- これまで男性性(思考)でガチガチになってしまっていたけど、やっと女性性(感性)を認めてあげられるようになったみたい。
- 感受性・感性がとても強いので、自分が好きなことを躊躇せず表現していくようにしていくように。(世間体とか気にせず)
本当はとってもパワーがある人だと思うから、そして今年は生まれ変われる大チャンスの年だから、今まで辛かった時間が長かった分、これから自分らしく活躍していくと思う。と励ましてくれました。
感想
「すごい辛かったでしょ?自分のパワーがほとんど無い状態だった」と漢方Kaonでも同様な事を言われ、「辛かったってなんで分かってくれたの?」という驚きでいっぱいになりました。
自分では2年間、十分休んだつもりだったのに、「自分のパワーがない状態。」って・・・
「まだまだ全然回復できてないってこと?」「丹田の力が無い」という事も立て続けに言われましたが、「それが普通になってた。でも、力がある状態がわからない。」という思いに駆られました。
また、「内臓に感情が溜まって解放されていない。」という言葉が、すごく心に刺さって、便秘の問題よりも、「実は精神的に苦しい年月を長期に渡り過ごしてきたこと」「何をどうやっても、その苦しみを解決する方法が見つけられなかったこと」の方を相談するようになっていました。
「感受性が強くて、人のエネルギーを受け取ってしまう」と言われた時は、「人と関わることに疲れ果てて、人嫌いになっていく自分のことをずっと責めていた」けど、エンパス体質ということが関係していると分かって、少し気持ちが楽になりました。
チネイザン療法でも、ちか先生がとことんカウンセリングをしてくれるので、便秘という体調面の改善を超えて、自分を苦しめていた不要な思考と感情の手放しという、感情面の改善まで行き着くことができたのだと思います。
先生自身もかつて辛い経験をしたとのことで、乗り越えてきたその過程でスピリチュアルな気づきをされた方だと思います。ですので、私が今まで人に言うことを躊躇していた観点に対しても、当たり前に理解を示してくれたことは、私の中に渦巻いていた謎が確信になっていき、スピリチュアルな部分を持つ自分をもう隠さない、と認めることができました。
エンパス体質であることや、女性性の目覚めについて気付かさせてもらえたことは、感情の大爆発と共に、インナーチャイルドの存在を見つけて癒すことへと繋がっていくのでした。