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スターシード・アンカー【前編】先祖のカルマを託された魂。私がお役目に気付くまで

Star seed

お彼岸になるとお墓参りへ行くことは、我が家にとっては毎年当たり前の行事なのですが、私が30歳を過ぎてからのお墓参りは、わざわざ精神的な拷問を受けに行くような苦痛なものとなっていました。

なぜなら、自分の人生を呪いたくなるくらい落ち込む感覚に襲われるからです。

なんというか、他界した祖父母たちとの縁を感じられなくなってしまったというか、他のいとこ達には見受けられる先祖のサポートが、私だけ全く何もない。と感じざるを得ない程、30歳を過ぎてからの私の人生は何も前進しない孤独なものへと変わってしまい、どんなに先祖に問いかけても、どんなに自分なりの努力をしても、年を越すだけで何も変化が起こらない。という状況がかれこれ20年も続いてきました。

それでも、毎回苦痛になることを分かっていながら、先祖を蔑ろにしてはいけないという思いが、私をお墓参りへ向かわせるのです。

そして遂に!ようやく!やっと!祖母の導きを感じざるを得ないことが、去年のお墓参りで起きたのです!!!

一年前の春分、宇宙元旦とも呼ばれる日のお墓参りで・・・

祖母が他界する数年前から疎遠になってしまった叔父(母の弟)と、20数年振りに遭遇したのです!!!今までお互いにお墓参りに来ていても、絶対に会うことがなかったというのに。

叔父家族とは酷いわだかまりを残したまま疎遠になってしまったので、会いたくない存在でした。しかし、私の目の前にいる歳を取った叔父の姿から、”ぎこちなさ””わだかまり” という距離ができてしまったことへの寂しさの中に、”懐かしさ””親近感” という感情が湧き上がってきたと同時に、

「あー、(私の苦しみは)おばあちゃんのものだったんだぁ・・・!!!」

と、思わずつぶやいていました。

人生を棒に振ってまであり得ない20年間を過ごした私の苦しみが、祖母の人生で感じてきた無念を追体験させられていた⁈ と、目が覚めるような衝撃が私の中で走りました。これは、自分にしか分からない感覚です。

お墓参りでの叔父との遭遇という形の再会は、祖母の導きを感じるものでした。導きに至るまでの時間は決して喜べるものではありませんでしたが、”私がスターシード・アンカーであるが故の役割を、人生をかけて請け負っていたための苦しみだった”という謎が解けました。

dorable kid crying on the floor. She is looking at the camera while sobbing.

私は30歳になると、それまで築き上げてきた人生がバッサリ切られるという、大惨事に巻き込まれたような衝撃的な苦しい人生がスタートしました。

それは、自分が生まれる前に決めてきたであろう、スターシードとして必要な体験をするといった計画がスタートしたに過ぎなかった、と言えばそういうことなのですが・・・

自分がスターシードであるということを認識するまで、「なぜこんなにも生きづらく、皆のように普通の人生を送れないのか?」と悩み続けてきました。が、その悩みの原因には、更に、”スターシード・アンカーとしてのお役目まで含まれていた” ということが、叔父との再会が果たされるまで知ることはできませんでした。

そんな私のスターシード・アンカーとして目覚めていくまでの苦悩体験をシェアしたいと思います。

スターシードについて

スターシードとは、地球以外の宇宙の惑星で誕生した魂で、宇宙由来の魂を持つ人間です。

この度、地球が2万6000年振りに3次元から5次元へとアセンションするタイミングに合わせて地球に転生してきました。その目的は、長い地球の歴史と共に積み重なった重たい周波数の手放しを助けるためです。

地球のアセンションとは、地球という惑星自体が5次元の位置へ上昇移行するとイメージすると分かりやすいかもしれません。そして2万6000年振りの今回のアセンションでは、人間も生きたまま、次元上昇するチャレンジが行われています。

つまり、身体から抜け出ることなく(生きたまま)5次元を生きるという変化が起きているということです。

5次元を生きるとは

人間の身体は3次元にあり、感情体が4次元にあり、精神体が5次元にあります。

社会環境としては、物質主義・権威主義といったことが主流だった3次元から、精神を充実させる世界が主流となる5次元へと移行していくということになります。

これまでの3次元社会では、嘘のような本当の話なのですが、地球はこれまで闇の存在によって支配され、人間は抑圧されてきました。マトリックスと呼ばれる支配社会では、戦争が繰り返され、経済システムや教育システムが理不尽に構築され、人間は無意識のうちに奴隷意識を植え付けられ、ネガティブなエネルギーが蔓延していきました。

5次元の精神世界への移行に伴い、3次元の権威主義や男性中心主義の社会ではまかり通っていた隠蔽工作が通用しなくなり、暴露されるという解放が始まってきました。また、これまでは”多くを所有することがステータス”だった物質主義の価値観から、”断捨離し身軽であることが生きやすい”という精神面の充実に幸せの重点を置く意識へと目覚め始めた人々も増えてきています。

学歴とか世間体とかに縛られることなく、自由な発想で、魂の願いのままに表現することが許される。自由意志を生きることが、5次元を生きるということです。

重たい周波数の手放しを助けるとは

5次元の精神世界への移行に上手く意識変換できない人々は、 ”将来に対する漠然とした不安や恐れ” などのネガティブな感情や意識を抱いています。このネガティブな感情や意識が重たい周波数を作り上げている訳です。

長い間、闇の支配下にいた3次元の地球に於いて人々に植え付けられた奴隷意識は、決められたレールの上を生きていれば安泰!という受け身の思考が育っていきました。この思考状態はマトリックス意識の中から目覚めていない状態で、いわゆる”眠りの意識”なのです。

”眠りの意識” から目覚められない人は、目覚めることの意味が理解できない思考でガチガチになっています。

そのような人と話すと、大抵、30代の頃から年齢を気にしていて、50代になると老後のお金や健康について心配して、5次元地球の新しい意識や価値観を想像することができないばかりか、「今」を蔑ろにして、結局、常に、将来について”不安”と”恐れ”の意識の中に完全に囚われてしまっていることが分かります。

スターシードは、このような目を覚ますことに苦労して重たい周波数を増幅させ続けようとしている人々に対して、”不安”や”恐れ” といったネガティブ思考や感情を手放していく、目覚めの意識へと導くお役目を持っています。

なぜスターシードは苦しむのか

スターシードも忘却のベールを通って人間としてこの地球に誕生し、あらゆる人生経験を積んでいきます。

元々地球よりも高い波動の惑星で誕生したスターシードにとって、地球で生きるためには波動を落とす必要があります。

闇の支配下に置かれていた3次元地球には、重い波動となるネガティブ意識になる要素がたくさん揃っているので、より過酷で苦しい経験を積めば積む程、波動を落とすことができる訳です。そして、自ら苦しい経験をすることによって、人々の苦しみをよりリアルに理解することを可能にします。

ただ、スターシードであること、そして転生の目的を思い出すまでは、「なぜこんなに苦しいのだろう?」と、”生きづらさ” に悩みます。そして、マトリックス意識に従うことへの違和感に耐えられなくなっていく内に、自分がスターシードであることを思い出していきます。

私の場合は、自分がスターシードであるが故に「こんなにも生きづらく、皆のように普通の人生を送れない」ということに気づくまでに20年という歳月を要したのですが、その時間の中で、”この人生で地球は終わり” という言葉を口にすることで、生きづらさを乗り越えていたようです。

しかし、その言葉は、”今世が地球への最後の転生” と決めたスターシード・アンカーであることを、記憶のどこかで思い出すよう促されていたようにも思います。

スターシード・アンカーとは

「スターシード」「アンカー」で調べると、2通りの概念がありました。

  1. 「アンカーする」というスターシードが行う行為としての概念
  2. 「最終走者」という存在としての概念

1つ目の行為としての概念は、アンカーとは船の錨のことですが、スターシードにとってのアンカーとは、”宇宙のエネルギーを地球に下ろして定着させる” という行為を言い、無意識に行なっているとされています。この行為を「アンカーする」と言われ、地球に存在するだけで自動的にアンカーしているそうです。

2つ目の存在としての概念は、”遺伝子のアンカー” 又は ”輪廻の最終ランナー” として、先祖のカルマを解消する役割を果たすことが多いとされるものになります。

私がお伝えしたいのは、2つ目の「遺伝子/輪廻の最終走者」という意味のスターシード・アンカーについてです。

スターシード・アンカーである人の特徴としては、

  • 親戚の中で結婚していない人
  • 子供がいない人

受け継がれてきた遺伝子を最後に繋ぐ末代の人として、先祖がクリアできなかった課題というカルマを解消するお役目を託されています。

先祖がクリアできなかった課題・・・つまりネガティブなパターンを終わらせるとなると、熟練の魂の持ち主でなければ対応できないということでもあります。そうなると、地球での出来事を客観視でき、且つ、地球への転生回数の多いスターシードがアンカーとしての任務も引き受けることが多くなるという訳です。

遺伝子の最終走者というお役目は、忍耐だけでは務まりません。自分の人生を放棄せざるを得ないほど理解不能な状況を乗り越えなければなりません。

因みに、私は122回も地球に転生しているスターシードなので、ピュアな魂よりも地球での経験もかなり豊富な魂となるので、アンカーとして適任であったことを納得できます。

また、転生回数が多いスターシードは、自分が宇宙から来ていることを忘れるくらい地球の眠りの意識に同調してしまっているので、すんなり目覚められず20年も要したのも納得できます。

スターシード・アンカーである私の感想

人間として一般的に味わえる喜びや幸せを味わえない。私はそのような代償を払って、先祖のカルマ解消の役目を果たしていたようです。こんなにも大変な役目を引き受けていたことに気付くまで、何度死んでしまおうかと思ったことか・・・

一番辛いのは、私の周りにスターシード・アンカーが自分以外に居ないということ。だから死にたくなる程の苦しみに耐え、孤独感に押し潰されそうになっていることを、理解もしないで無礼な発言をぶつけてくる人の多いこと・・・

「自分の魂からの意思の力が全く働かない。好きで結婚しない訳でもないし、好きで一人でいる訳でもない。そんな生き方を好き好んでしてるはずがない。でも、私を完全に押さえ込んでいる目に見えない何かは、たとえ努力しても潰してくる、だから謎の根本原因を見つけて無くなるような対応をしない限り、抵抗しても無駄なことは直感的に分かっている。だからマトリックスの奴隷意識を基準に生きてるような人は、私に関わらないで。」

と、声を張り上げて叫んで狂ってしまおうかと何度も思いながらも、自分でも理解不能な状況と状態にずぅーっと困惑しながら生きるのが精一杯でした。

自分一人で心の中で苦しみに耐えるだけならまだしも、世間という人間社会で過ごす上で、理解のない人々と関わることが苦しさを大きくしていました。しかし、先祖もそのような苦しみを経験してきた訳で、その苦しみに理解を示し癒しに繋げる以外、お役目を果たせないのが、スターシード・アンカーというものなんですよ。

アンカーとして気付いたこと

先祖がクリアできなかった課題は1つではありません。また、1人の先祖のものだけでもありません。課題にはあらゆる要素が絡み合って複雑化し、根本原因がとても分かりにくくなっています。

  • 土の時代の価値観からなる理不尽な抑圧から生じたもの
  • 何世代にも渡って繰り返されたもの
  • 第二次世界大戦が引き起こした戦後の苦しみ

などの要素が絡み合い、偏った関係性・愛情の歪み・妬み・欲・忍耐・悲しみ・寂しさ・罪の意識・懺悔の意識 などの ”The Negative” 波動となるものが重なり合ったものが、カルマなのだと。

そして、自分がアンカーであると気付かされ、またお役目を達成させることへ導かれたのは、地球のアセンションの時期と関係していて、先祖が課題をクリアできなかった要因には、マトリックスという闇の支配下に置かれていたためではないかと。

なぜなら、5次元の精神世界の意識になると手放せるものばかりだからです。

私に課せられた先祖のカルマとは

私に課せられた先祖のカルマは、母方の祖母と父方の祖父のものが関係していました。

母方の祖母のお墓参りがきっかけとなりましたが、その後に久しぶりに会った父方のいとこから、私の知らない祖父の話を聞いたことで、この二人のカルマを私が追体験していたことが判明しました。

🔴祖母のカルマ:戦後の混沌を生き抜く中で生じた忍耐の数々

  • 最愛の夫の戦死
  • 未亡人のまま人生を終える
  • 子供を育て上げるために必死に働いたことによる息子の愛情欲求の歪み
  • 女性が経済力を得ることへの世間の嫉妬
  • 実兄との不仲が自分の子供達が同じように不仲になってしまった無念
  • 娘とようやくゆっくりと時間を過ごせると思った矢先の突然死

🔵祖父のカルマ:マトリックスの支配に気付いてしまった者の抑圧

  • 戦時中、隊長として部下を助けることができず、自分が生き残ってしまったことに対する自責の念
  • 戦後から変わってしまった社会の裏側を知ってしまったことによる沈黙
  • 最愛の妻の病死。後妻さんも先に病死してしまうという孤独

アンカーとしてのお役目が始まった

冒頭でも言及したように、私は30歳になると、それまで築き上げてきた人生がバッサリ切られるという、大惨事に巻き込まれたような衝撃的な苦しい人生がスタートしました。

25歳からの5年間は、アメリカの南カリフォルニアで暮らしていました。私にとって、あの土地は魂の故郷と感じるほど波長が合い、人生で最高潮に充実した楽しく幸せな時間を過ごすことができました。「ここで一生暮らしたい!」という願いは叶わず、ビザの満了と共に日本へ帰国しました。

ビザ問題には抗いようがないので、気持ちを切り替え、更なる夢と希望を抱いて日本へ戻ったはずでした。しかし、夢と希望はことごとく打ち砕かれ、それどころか、目に見えない力に引っ張られるように、プライベートも仕事も一気に失う・・・という屈辱的な状況へと変わってしまいました。

私が築き上げていった人生のコアが、日本という土壌に戻った途端に崩壊するところから、アンカーとしてのお役目の時間が始まっていました。

本当にどうしてそうなってしまったのか?私も彼も誰も理解できず、結果、突然の人生の変化を受け止めきれず、その後うつ病になるなど、彼との突然の別れは酷く引きずる結果となりました。

同世代の人々が結婚や出産など人生を構築していく様子を横で見ながら、私は自分の人生に何が起きたのか?何が起こっているのか?望んでもいないパラレルワールドへ移行してしまったと本気で思いました。

「百歩譲って、彼との関係に終止符が来てしまったことはそれぞれの魂の成長過程に於いて仕方のなかったことだったとしても、せめてキャリアの前進に集中できてもよかったのでは?」と、身動きが取れなくなってしまった状況に対して、何度も悔しさが込み上げてきました。

「戻り方が分からない。」「どこに戻りたいのか?」「何に戻りたいのか?」こうして混乱が増していくと、段々自分の気持ちもわからなくなっていき、挙げ句、「自分とは誰なのか?」と正気を失うレベルに精神的にやられていきました。

ですが、今だから分かることは、”人生のコアが崩れて、マイノリティな立場に立つこと” が、先祖のカルマを理解することにつながる方法だったということ。

もう一つのお役目

私には、スターシード・アンカーとしての役目と同時に、

  1. エンパスによる苦しみ
  2. サイキックアタックによる苦しみ

という、スターシードとして目覚めていくための試練も織り混ざっていました。

スターシードとして、そしてスターシード・アンカーとして目覚めが開始された時からのことを比喩するとしたら、

そんな「とんでもない嵐の時に航海を余儀なくされた」ような状況下を20年も彷徨うことが、先祖のカルマの解消という役目を果たすことと共に、スターシードとしての目覚めへの過程でありました。しかし本当に、凄まじい20年間でした。

もう一つのお役目についての内容はこちら

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