エンパスの苦悩(体験談5)
私のエンパス体験談
エンパスである私は、自分のエンパス能力が開花されたことを知るまで、幾度となくエナジーバンパイアに遭遇し、自分自身のことが分からなくなるまでエネルギーを消耗していった。誰がエナジーバンパイアなのか、またその遭遇状況は実に様々なパターンがあった。「エンパス vs エナジーバンパイア」という私の体験の数々。長い間耐えることしかできなかったこの苦しい記憶をようやく語ってもよいという気持ちになった。苦しみを現すことで、日常の些細なことに見える出来事の中で自分を責めて苦しんでいる誰かの参考になるかもしれない。と思ったし、何よりも、長い年月をかけて大きな塊になってしまった ”苦しみの感情という心のクサビ” をそろそろ手放してもいいと思える程、十分に学んだということかもしれない。
パターン1:美容師という仕事を通して遭遇したエナジーバンパイア達
パターン2:友達がエナジーバンパイアになる
パターン3:おとなしい子をエナジーバンパイアに育て上げてしまった
パターン4:エナジーバンパイアだらけの職場
パターン5:サポート型エナジーバンパイア
パターン 5
サポート型エナジーバンパイア
エンパスの特徴は、人の感情・痛み・悲しみなども自分の感覚に溶け込んでしまい「自分事」に感じてしまう共感力の強さ。だから、エンパス自身のエネルギーが弱ってしまうと、他人の身体や感情の痛みが入り込んでしまい、対処法を知らないで過ごしていくうちに、エンパス自体が病気やうつ病になってしまうことさえある。エンパスに常に付きまとう不安や悲しい気持ちは、ちょっとやそっとのことでは取り外す事ができない。なぜなら本人のものでは無いネガティブ感情が付きまとってる訳だから。
私は常に付きまとう悲しい感情を自分ではどうしようもできなくなり、この苦しみを理解してくれそうな人に打ち明けた。が、そこからまた更に追い討ちを掛ける苦しみを受けるとは・・・まともに生活することさえ苦しくなって、悩みの末、カウンセラーやセラピストなど探しまくった。しかし、彼らがまさかのエナジーバンパイアになり得ることまで気付いてしまったのだ。
普段人前で見せている私の姿を知る人は、私が心に深い苦しみを抱えているとは思ってもなかったようだ。それはそうだろう。なぜって、明るく楽しいコミュニケーションで振る舞っているのだから。アメリカで働いていた頃に得た軽やかで楽しい感覚。本来の私はこのエネルギーのだったのに。しかし、日本に戻ってから、本来のエネルギーを消耗するくらいにエンパス能力の開花によりエナジーバンパイアにやられてしまったのだ。だけど、私の魂のプライドが、人前に出る時には苦しんでいる姿を人に見せないように、本来のエネルギーと似たような鎧を被せて私を奮い立たせていた。
本来のエネルギーを取り戻す方法が見つからず、明るく楽しい態度の鎧を被り続けているうちに、内面の空虚感に他人のネガティブ感情がどんどん入り込んで私の中に居座り出した。その原理が分からず、家に帰るとどっと悲しみに襲われる。「こんなはずじゃない」魂の叫びを自分で助ける事が出来ない。「これは何かおかしい」そう感じて誰かに助けを求めるしかないと思った。最終手段に出るしかないと。
しかし、鎧のパワーが強かったのだろうか?心の苦しみを打ち明けても、私の表面を見て、「何が問題なんだ?」そういった見方をされて、内面を見てもらえない。
私はあなたの悩みを聞いてあげて理解して寄り添ってあげているのに、なんで私の悩みは「もっと苦しんでる人だっているんだから」と、物理的に大変な人と比較して軽く聞き流される?なんで私の悩みを他の人と比べて大したことないと言えるの?「エンパス?そんなの知ってるよ。でも他の人は大丈夫じゃん。」え?何?エンパスのこと全く理解してない言葉だよね?他の人は大丈夫じゃんって。っていうか、何コイツ? やっぱり言わなきゃよかった。唯一信頼できると思って打ち明けたのに、相手は私の言っていることは、「恵まれているのに、何が不満なのか?」程度に、私をワガママな人間扱いして来る。他の人のくだらない愚痴や文句を言ってもバッシングされないのに、なんで私の真の悩みはこんな風にしか扱われないの?何が違うの?
このように理解されないことで更に苦しみが増していった。もっと追い討ちを掛けてきた苦しみは、お金を払って相談したカウンセラーやセラピストでさえ、残念ながら同じように「私がたわ言を言っている」というような反応がほとんどで、真の解決に導いてくれるセラピストに出逢うまで、なんと20年近い年月を要した。
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